前橋バスセンター探検
【その3】前橋バスセンターと大変なことが( ̄□ ̄;)!!

館林から前橋までは遠いもんです。
さすがに16時になってしまうと日が傾いてしまい、だんだんと暗くなってきます。
とにかく本当に暗くなってしまう前に、何とか前橋バスセンターに到着しなくては!
そう思って、気ばかり焦っていました。
前橋駅から下川団地行きの永井バスに乗り込み、16:25頃に前橋バスセンターの最寄りバス停である
亀里町に到着しました。
ここからひたすら車道を駒形方面に歩いて目指す前橋バスセンターまでの距離は、約750メートルほ
ど。
歩いて10分くらいで到着してしまいました。
うーん、こんなに近いところだったのか・・・。

前橋バスセンターは私の予想を大きく上回る広さと、高速バスの車両数でした。
今回は初めてシルクライナー専用車を見ることができました。
どこぞのHPに中古車みたいなコトを書いているものがありましたが、そんなことはなく、立派な三菱
エアロバス、日野セレガの新車ばかり8台ほどを見かけることができました。
いえ、見かけるだけじゃなくて写真も沢山撮りましたが・・・。
ところが!肝心なシルクライナー専用車を撮影していた時に、こともあろうに電池切れになってしま
いました( °◇ °) ガーン
周囲はだんだんと暗くなりつつあり、写真を撮ることが困難になってきます。
おまけにシルクライナー専用車を目の前にして、まさかデジカメの電池が切れてしまうとは・・・。

もう、ここまでか・・・。諦めようと思った矢先に、目の前に「開いてて良かった!セブンイレブ
ン」の看板が見えました!
神は私を見捨てていなかった!
とりあえず考えるまもなく、すぐさまセブンイレブンに行き、デジカメの電池を買いに走りました。

セブンイレブンのおかげで暗くなってしまったけれど、何とか撮影したいと思った車両は撮影するこ
とができました。
まぁ、ここまで苦労して撮影できなかった車両があれば、また来れば良いかと自分で言い聞かせまし
たが。
目の前を新宿行きの高速バスが通過していきました。
素直にこれに乗っていれば、早く東京に帰れたのに・・・。
帰りには新しくなった湘南新宿ラインのグリーン車に乗ることを優先して考えていたことが、このあ
とすぐに大変なことに発展するのでした。

亀里町バス停に戻り、再び永井バスに乗って前橋駅に向かいます。
前橋駅を目の前にした瞬間、突然バスが大きく左右に揺れだしました。
???
運転手は、「ありゃ!これは地震だな」
と言った瞬間に揺れは大きくなりました。
この時に新潟県と群馬県境でマグニチュード6を超える震度5弱の大きな地震が起きていたとは知ら
ずに、そのままバスから降りて駅に向かいました。
先程の地震の影響を受けて電車の運転を見合せていると何度も案内放送が駅構内に流れます。
とりあえずここまで来てしまっては運転見合せと言われてもどうしようもできないので、とりあえず
18:11発の快速アーバン上野行きが停車している2番線に上がりました。
しかし、発車時刻を過ぎても一向に電車は発車する気配がありません。
快速アーバンよりも先に高崎行きが発車してしまうし。
でも、その直後に再び大きな揺れが!!
またもや震度5弱の地震が起きたのでした。
しかも、この大きな揺れを感じる前にも何回か余震と思われる震度4くらいの揺れを何回か感じまし
た。

結局、18:11発の快速アーバン号は前橋駅に1時間も足止めを食らうことになってしまい、やっと動き
だしたものの、今度は新前橋駅で高崎駅が満杯ということでしばらく停車したままとなってしまいま
した。
やっとのことで高崎に到着したものの、上越新幹線の「とき」号が脱線した影響により運転を見合わ
せたままとなっているらしく、東京方面に向かう乗客は一斉に私が乗っている快速アーバン号に集中
することになりました。
というのも、この列車が高崎線運転見合せ後の一番列車になったからなのでした・・・。
車内はもう朝のラッシュ波に混雑しています。
とにかく列車が動かないまま、高崎駅のホームからはどんどん人が乗り込んで、とうとう満員状態に
なってしまいました。
高崎駅での停車時間も加わり、いよいよ列車は75分遅れとなりました。
しかも、高崎から籠原まで35キロ以下の徐行運転で行くというのですから、東京に戻るまで何時間か
かることやら・・・。
E231系の固いロングシートに、そろそろお尻が痛く感じていた頃にやっと深谷に到着しました。
そして、ここからやっと徐行運転が解除されて順調に飛ばして、籠原に到着しました。
籠原では隣のホームに湘南新宿ラインの国府津行きが見えました。
しかもグリーン車連結!!
ということで、長く座っていた快速アーバンに別れを告げて、私は国府津行きに乗り換えたのでし
た。
しかし、この選択も間違えていたことに気がつくまで時間がかかりませんでした( °◇ °)

国府津行きの普通列車は北本駅で止まってしまいました。
なかなか地震の影響が深刻化しているのは何となく分かっていましたが、まだこの時は一体全体どん
な状況になっているか把握できておらず、そのうちに持参してきたノートパソコンのバッテリーが切
れてしまいました。
やっと北本駅を発車して、大宮・赤羽までは順調に走っていきます。
そして、やっと山手線内の駅である池袋駅に到着する直前になって、いきなり列車が止まってしまい
ました・・・(・_・)...ん?
時既に遅し・・・、列車は停車したまま動かなくなってしまい、とうとう1時間以上停車したままに
なってしまったのでした。

すぐ隣の線路を走る山手線はどんどん来るのに、国府津行きの列車はうんともすんとも動く気配があ
りません。
やっと動きだしたかと思ったのが停車してから30分以上経過してからのことでしたが、それも信号の
閉塞区間に入るまでの少しだけの距離を走ったに過ぎません。
それから30分後、やっと少しずつ動きだして池袋駅に到着となりました。

この後山手線に乗り換えて欲しい旨のアナウンスが入りましたが、乗り換えるはずの山手線も緊急停
止ボタンが押されたとかで止まってしまい、池袋で足止め状態・・・。
最終的になんとか帰宅できたものの、気がついてみたら午前様になっていましたとさ・・・。

帰宅後にテレビのニュースを見て、やっと事の重大さが理解できました。
まさか新潟中越地震が発生していたとは・・・。
被害に遭われた皆様、心からお見舞い申し上げますm(_ _)m
亀里町バス停から前橋バスセンターまでの行き方
【ご注意】 前橋駅から前橋バスセンター最寄りのバス停「亀里町」までの行き方は、こちらをご覧ください。
亀里町までは前橋駅から永井バスの
新町駅行きを利用します。
運行本数が非常に少ないので、ご利用の際
には十分ご注意ください。
特に日祝日には運行本数が半減
してしまいますので、要注意。
亀里町バス停で降りたら、バスがやってきた
方向の反対側に歩いて亀里町交差点に行き
ます。バス停のすぐ近くです。
亀里町交差点の信号を道路の反対側に
渡ります。交差点を渡ったら、
歩道を右折して直進ます。
歩道を直進して伊勢崎方面に向かいます。
その時の景色はこんな感じです。
国道27号の標識が見えます。
しばらく直進していくと、端気川にかかる橋に
ぶつかりますが、そのまま直進します。
亀里町交差点から徒歩10分ほどで日本中央
バスの分かる緑色の建物が見えてきます。
日本中央バスの乗り場であることを指す大きな
看板が見えてくればバスセンター到着です。

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